事業計画書のポイント① 事業計画書のストーリー

事業計画書ってなにを書いたらいいんだろう?

もしあなたが投資家に向けて書くのであれば、ミニマムはこの三つだと思います。

①どんな事業で何故それを行うのか?
②どんな課題があってその解決策は何か?
③どの程度の投資が必要でそれは儲かるのか?

これが簡潔に分かれば、「なるほど意義のある事業で、実現性も優位性もあって、投資採算も良さそうだ」と、投資を行う判断ができるわけです。メーカーに在職している時に、当時の社長が新規事業に対してよくこんな質問をしていました。

確かに担当者がこれにピシッと答えられれば、事業が成功しそうな気がしませんか?

つまりこれらを分かりやすいストーリーでまとめることが、投資を呼び込める事業計画書のポイントになります。

ではこれを分かりやすくまとめるにはどうするか。

それが経営戦略フレームワークの活用です。

ビジネスの共通言語である経営戦略フレームワークを使うことで、あなたの事業計画を分かりやすく、かつ抜け漏れなく作ることができます。

では次回以降は、どのように経営戦略フレームワークを使って事業計画書をまとめていくか解説していきたいと思います。

紹介予定の経営戦略フレームワーク

①どんな事業でなぜそれを行うのか?

 3C分析・SWOT分析・事業ドメイン・ビジネスシステム

②どんな課題があってその解決策は何か?

 クロスSWOT・機能別戦略

③どの程度の投資が必要でそれは儲かるのか?

 マネタイズモデル・CVP分析・NPV分析